伊首相「シノバック、効能低い」狙撃…「WHOが認定」前面に出した中国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.29 07:17
最近、中国製新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンの効能に対する疑問が大きくなったことを受け、中国が「世界保健機関(WHO)がその安全性と効能を認めた」と反論に出た。
中国外交部によると、汪文斌報道官は28日の定例会見で「イタリアのマリオ・ドラギ首相が中国ワクチンの効能に公開的に疑問を表明したが、外交部の意見はあるか」という質問にこのように答えた。
ドラギ首相は今月25日の記者会見で、新型コロナ患者が急増したチリの状況に言及して「中国製新型コロナワクチンであるシノバック(科興)の効果が充分ではないという証拠」と話した。人口の半分以上が2回目の接種まで終えているチリは、全体接種者の79%がシノバックワクチンを使用した。