【時視各角】賢い韓日外交
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.24 10:37
先日、知人から興味深い統計値を聞いた。韓国の刑事事件のうち80%は被疑者が容疑を否認するが、日本は逆に80%が容疑を自白するという。なぜか。知人は「韓国人は犯罪を犯しても『持ちこたえれば覆ることもある』『自分より相手がもっと悪い』という自己中心的な考え方が強い半面、日本人は『早く認めて容赦を受けてこそ自分の周囲の人たちが楽になる』という集団中心的な考えの方が大きいため」と分析した。どちらが正しかどうかはさておき、この統計値は両国の国民性、文化の違いを見せる。政治と外交のスタイルも同じだ。韓国が主観的な結果を重視するのなら、日本は集団的な手続きに執着する。
11-13日(現地時間)に英コーンウォールで開催された主要7カ国(G7)首脳会議でもそうだった。両国は略式会談不発の責任をめぐり激しく対抗した。果たして誰の言葉が真実かを復碁してみよう。ソウルと東京の複数の外交筋を通じて確認した前後の事情はこうだ。