崔鍾建（チェ・ジョンゴン）外交部第１次官が２２日午前、国会で開かれた外交統一委員会で「（中国が）たびたび発表する声明がわれわれを驚かせる場合が明らかにある」とし、「その部分に対しては明確に警告することは警告し、時には強くアピール（提起）する」と述べた。

崔次官は「扉を閉めて中国の人々と会話すると非常に丁寧」だが、「彼らが扉を開けて出て発表する報道資料は内容が異なる部分が多い」とも話した。

これに先立って、王毅中国外交部長は９日、韓国外交部長官との電話インタビューを終えて「（米国の）偏った節奏に巻き込まれてはならない」という通話内容を明らかにした。しかし、韓国外交部の発表ではこのような対話の内容がまるごと省かれた。

当時、韓国外交筋は「中国の立場では反中メッセージが噴出するＧ７サミットに韓国が参加することがうれしいはずがない」として「王毅氏の発言は英国に行ってちゃんと雰囲気を呼んで行動せよという一種の締め付けに見なされる余地がある。韓国を属国扱いしている」と話したと朝鮮日報が報じたこともある。