韓国政府「韓米ワーキンググループ、終了検討に合意」 米特別代表「終了ではなく再調整」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.23 07:08
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は22日、「残り任期の間、南北関係や米朝関係を一定の軌道にのせるために可能な役割を果たしていく」と述べた。文大統領はこの日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で米国のソン・キム北朝鮮特別代表に会い、「米朝関係改善に成功を収め、韓半島(朝鮮半島)の非核化と平和の定着を成し遂げることができることを願う」と述べたと朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官が伝えた。
文大統領は「南北関係の改善と米朝対話が好循環して発展することができるように協力していくべきだ」と強調した。「韓半島運転者論」に要約される自身の北朝鮮政策を10カ月余り残った任期の最後まで続ける意向を明らかにしたと解釈できる。
これに関連して文大統領は「5月の韓米首脳会談は揺るぎない韓米同盟を確認した最高の会談だった」とし「対話と外交を通じて韓半島の完全な非核化を漸進的に解決していくというジョー・バイデン政府の方式が適切だ」と話した。