観客入場強行に「NOlympic」で反発…日本のデモ隊、都庁を包囲へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.22 18:02
日本政府が1カ月先に迫った東京五輪に観客を入場させることを決めて反発が強まっている。新型コロナウイルスが流行する状況でも「五輪ムード」をしっかりと盛り上げようという計画だが、「欲を出して感染が再拡大するだろう」という専門家らの警告は続く。国民の不安を無視した「独善と暴走」として政府を批判する声も大きくなっている。
日本政府と東京都、東京五輪・パラリンピック組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)は21日、五輪の観客を競技場定員の50%、最大1万人まで受け入れることを決めた。日本メディアによると今回の決定には菅義偉首相の意志が強く反映されたという。IOCは観客数に限っては「日本の決定に従う」という立場で、チケット収益がかかる組織委員会をはじめとする日本側が観客受け入れを強く求めた。