米国の「興味深いシグナル」という前向きな評価に、金与正氏「間違った期待」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.22 14:36
北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長が22日、米国に向けて「間違った期待は自らをさらに大きな失望に陥れる」と指摘した。これに先立ち米ホワイトハウスは、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が最近「対話」に言及したことについて「興味深いシグナル」と前向きに評価したが、これに対する反応だ。
金副部長はこの日、朝鮮中央通信を通じて公開した談話で、「米国ホワイトハウス国家安保補佐官が、私たちの党中央委員会全員会議が今回明らかにした対米立場を『興味深いシグナル』とみていると発言したという報道を聞いた」とし「朝鮮のことわざに夢より夢占いというものがある。米国はおそらく自らを慰める方向で夢占いをしているようだ」と指摘した。続いて「間違った期待は自らを大きな失望に陥れることになる」として談話を終えた。