「北朝鮮推定勢力、大宇造船の原子力潜水艦資料ハッキング」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.21 07:42
北朝鮮と推定される勢力が昨年から今年上半期まで韓国海軍の各種水上艦艇と潜水艦を設計・建造する大宇造船海洋をハッキング攻撃し、一部の資料が流出したと、複数の政府筋が20日伝えた。ハッキング攻撃を受けた資料の中には国産原子力潜水艦研究資料も含まれた。政府内外では、最近発生した北朝鮮偵察総局傘下のハッカー組織の犯行とみられる韓国原子力研究院ハッキング事件との関連性も提起されている。
情報筋によると、防衛事業庁国防技術保護局は長期間にわたる持続的なハッキング攻撃があったことを確認し、企業側と共にセキュリティ措置を取った。ある情報筋は「この中には海軍と大宇造船海洋がかなり以前から検討してきた原子力潜水艦概念研究も含まれていた」とし「北のハッカー組織の犯行と推定している」と伝えた。ただ、「一部の資料は流出したが、原子力潜水艦研究内容が実際に流出したかどうかは確認されなかった」と話した。