韓国報勲処、光復会長母親の独立有功者虚偽疑惑調査に着手
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.18 14:32
韓国の独立運動家とその家族でつくる「光復会」の金元雄(キム・ウォヌン)会長の母親が虚偽事実を基に独立有功者に登録したという疑惑が提起されて報勲処が真偽調査に着手した。
報勲処関係者は17日、中央日報の電話取材に対して「メディアが金会長の母親の独立運動に関連して新たな問題を提起し、これに対する資料を確認している」と話した。光復会改革会と光復軍第2支隊の子孫でつくる長安会は今月15、金会長の母親である全月善氏が独立有功者の全月順氏とは全く違う人物だと主張した。
光復会改革会関係者は「全月順氏(1921~53)は全月善氏(1923~2009)の姉で、尚州(サンジュ)で確認した除籍簿では全月順氏と全月善氏が姉妹の関係となっている」と話した。報勲処が最近、慶尚北道尚州市(キョンサンブクド・サンジュシ)から公式に確認した結果、全月善氏は全月順氏より2歳年下の妹であることが分かった。