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バイデン大統領「ロシア、中国によって押しつぶされている」 中露の仲違い狙う

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.18 11:09
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米国のジョー・バイデン大統領が「過去の敵」を抱き込み「新しい敵」を牽制(けんせい)する「バイデン式以夷制夷」戦略を公開した。過去の敵は冷戦時期の対決相手だったロシア、新しい敵は現在米国に挑戦している中国だ。バイデン大統領は今月16日、スイス・ジュネーブで開かれた米露首脳会談を契機に「中露の仲違い」を試みた。

バイデン大統領はこの日首脳会談を終えて専用機エアフォースワンに搭乗する前、記者団と会って「ロシアは非常に厳しい状況に置かれている」とし「ロシアは中国によって押しつぶされている」と述べた。これに先立つ記者会見では「中国は前に進んでいて、世界で最も強力な経済大国になろうとしている」とし「経済的に厳しいロシアはより一層攻撃的に出る必要がある」と指摘した。

 
バイデン大統領は「ロシアは『核兵器を持つ上ボルタ』にはなりたいとは思っておらず、米国との冷戦も望んでいない」と話した。『核兵器を持つ上ボルタ』という言い回しは、冷戦時代に登場した『ロケットを持つ上ボルタ』からの引用で、「強い軍事力を持っていても経済は遅れているソ連」を遠回しに表現した言葉だ。上ボルタ(Upper Volta)は1960年フランスから独立したアフリカ西部オートボルタの英語の表現で、84年「正直な人々の国」を意味するブルキナファソに国名を変更した。昨年1人あたりの国内総生産(GDP)が792ドルの最貧国だ。

バイデン大統領の発言を巡り、中国の台頭を手放しで歓迎できないロシアの心理を巧みに突いて関係回復を試みたという評価が出ている。中国側はこの日会談の意味を縮小しながらも警戒する表情を見せた。官営Global Times(グローバルタイムズ)は「米露の膠着状態が一時的に和らぐことがあっても構造的葛藤を変えることにはならない」と評価した。バラク・オバマ政府はロシアを「地域強大国」と称したが、バイデンはこの日ロシアを米国と共に「二大強大国」と表現したとし、「中露を分裂させようとする策略」と批判した。

一部では米国が「黒幕・中国の断絶」戦略を北朝鮮にも適用するだろうとも展望している。北朝鮮との非核化交渉を有利に導くためには中露朝の連合構図を弱めることが有利なためだ。バイデン政府が「核を除去した北朝鮮」の青写真で経済的繁栄という見返り案を提示する可能性もある。北朝鮮が非核化後に中国の影響力に入ることも米国が警戒するシナリオであるためだ。

この日、両国は人権・ハッキングなどでは平行線をたどったが、共感を確認した部分もある。両国は2026年に満了する米露核統制条約「新戦略兵器削減条約(New START)」の代替案に向けた交渉を始めることにした。3月に制裁問題で互いに本国に召喚した両国大使の復帰にも合意した。

今後、バイデン政府が実際に中国牽制に重きを置いて対露政策を運用するかどうかについては見方が交錯している。リチャード・ニクソン政権時にはヘンリー・キッシンジャー当時国務長官の主導で中国との連帯を通じてソ連を孤立させる政策を推し進めた。ドナルド・トランプ政権時はこれを反対に応用した「逆ニクソン戦略」または「逆キッシンジャー戦略」が必要だという主張が提起された。このような構想はロシアの米大統領選挙介入疑惑などで座礁したが、バイデン政府が似たような戦略を試みるかもしれないという展望も出ている。

一方で、バイデン政府は対露政策を修正しないだろうという分析も無視できない。韓国国家安保戦略研究院のチャン・セホ研究委員は「バイデン政府は基本的にロシアが権威主義的体制である点などで否定的認識を持っていて、中露を同時に制圧するという意志が強い」と指摘した。ただし「両国関係の行き過ぎた悪化は防ぐという意志が見え、今回の首脳会談で所期の成果を収めた」と評価した。

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