サムスン電子が危機? メモリーは先頭、ファウンドリは逆転機会(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.17 15:52
最近半導体業界では米国マイクロンテクノロジーが生産したという「176層3次元(D)NAND」製品を手に入れることが関心事だ。マイクロンが昨年11月に量産に入ったと発表したが、市場ではこの製品になかなかお目にかかれないという。匿名を求めた半導体業界関係者は16日、「研究用として製品を手に入れようと1月からさまざまなルートを通じて調べている。5カ月が過ぎた今も方法を探すことができていない」と話した。この関係者は「市場にこの製品が出回っていないということだと考えることができる」と付け加えた。
マイクロンが176層3D NANDを発売したとすればメモリー半導体でサムスン電子の技術力を超えることになる。現在サムスン電子は128層 V-NANDを作っている。サムスン電子は下半期に176層製品を量産する予定だ。表面的にはサムスン電子がマイクロンに6カ月~1年ほど遅れをとった格好だ。