サムスン電子、米国研究チームと6世代移動通信システムの実演に成功
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.17 10:25
サムスン電子は最近、米国カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校(UCSB)研究チームと共同で6世代(6G)移動通信システムの実演に成功したと16日、明らかにした。サムスン電子は送信機と受信機が15メートル離れた距離で6.2Gbps(ギガビット毎秒)のデータ伝送速度を確保したと説明した。1Gbpsは1秒に10億ビットのデータを送ることができるという意味だ。
サムスン電子は、今回の実験でテラヘルツ(THz)帯域である140GHzを活用したと紹介した。100GHz(ギガヘルツ)~10THzの高周波数帯域だ。高周波数帯域は低周波数に比べて電波が到達する距離が短い。したがって、高周波数帯域を利用して遠い距離まで電波を送るには高度な技術が必要だ。通信システムにアンテナを集めて電波を特定方向を送信・受信する技術だ。