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よくも女王の前でサングラスを? 「バイデン氏の無礼」英国が憤った

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.16 08:31
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ジョー・バイデン米国大統領とジル・バイデン夫人が13日(現地時間)、英国ウィンザー城でエリザベス2世英国女王に会う場面だ。平凡に見える写真が公開された後「欠礼」の論議を呼んでいる。なぜだろうか。

理由は、バイデン大統領の「サングラス」のためだ。バイデン大統領は大学生時代から今までパイロットサングラスを好んで使っている。彼はこの日もサングラスを着用し、女王と面会した後にもすぐに外さなかった。

 


14日(現地時間)、インデペンデント、ニューズウイークなどのメディアはこのような点をめぐり英国社会で論争が広がっていると報じた。

「サングラス対面」をめぐり、一部では「王室儀礼を無視したこと」とし、不快感を示す反応を見せている。

王室の執事として働いたグラント・ハロルド氏は、ニューズウイークに「女王を対面する時はサングラスをかけてはならない。女王と目を合わせるのが重要であるため」と話した。また、「バイデン大統領がサングラスをかけるのはいいが、女王に会った時は外すべきだった」としながら「皆がそうすべきだ。王族も女王に会う時はサングラスを外す」と伝えた。先月、アイスクリーム店を訪問した時もバイデン大統領はサングラスをかけていた。

この日、ロンドンの気温は29度で日差しが熱かった。バイデン大統領がサングラスをかけたのも日差しを避けるためだったとみられる。

ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などネット上でも論争が広がっている。「訪問国の儀礼に従うのが相手国に対する尊敬の表現」としながらバイデン大統領の「無礼」を皮肉る人がいるかと思えば、「日差しを避けるためで、女王も気を遣うようでなかった」として過剰反応という指摘も出る。

また、バイデン大統領はこの日、女王との対話内容を一部公開したことをめぐっても論議を呼んでいる。

バイデン氏は女王に会った後、「女王が習近平中国国家主席とウラジミール・プーチン露大統領について知りたいと話した」と伝えた。王室コメンテーターのリチャード・フィッツウィリアム氏は「女王と面会して交わした対話は秘密にするべきだが、バイデン大統領はこの原則を破った」と主張した。

米国首脳らがエリザベス2世女王に面会して「欠礼論議」を呼んだのは今回が初めてでない。これに先立って、ドナルド・トランプ大統領は高齢の女王を炎天下で10分以上待たせて論議を呼んだ。

また、ミシェル・オバマ夫人は女王の肩に手をのせて片腕で抱いて礼法に反したという指摘を受けた。

ジョージ・W・ブッシュ大統領は女王が2007年ホワイトハウスを訪問した当時、歓迎の辞の途中に失言した後、女王に向かっていたずらな表情でウインクをして論議を呼んだ。

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