韓経:「外国人が最も嫌いな韓国食品」の屈辱乗り越え…東南アジアで大ヒット
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.15 10:43
韓国人と切っても切れない関係の焼酎は今年初めにプライドを大きく傷つけられた。農林畜産食品部が外国人8000人を対象にしたアンケート調査で、焼酎など韓国の酒が「外国人が最も嫌いな韓国食品」に挙げられたためだ。「外国人がワインやウイスキーに比べ味も香りもない焼酎を嫌うのは当然だ」という反応が出てきた。酒類業界がこれまで海外現地人を狙った焼酎輸出に躊躇してきたこともこうした感情を懸念しているからだ。
だがハイト真露は違った。外国人が焼酎を好きになる方法を考えてきた。そうして見つけた答がフルーツ味の焼酎だった。2015年ごろに韓国国内でも大人気を呼んだグレープフルーツ味の焼酎などフルーツ味の焼酎は最近東南アジア市場で人気を呼んでいる。韓国料理店だけで売られていた焼酎のマレーシアでの現地人の飲用率は2016年の24.5%から昨年は82.7%まで上がった。焼酎10本が売れたならそのうち8本は現地人が買ったという話だ。
◇新型コロナウイルスでも韓国食品の輸出過去最大