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ベトナムでAZ接種した病院職員53人が大量感染…世界が騒然

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.15 09:20
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ベトナムのある病院で職員53人が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の大量陽性判定を受けた。該当病院職員は全員、アストラゼネカ(AZ)ワクチンの接種を終えた。異例の「大量突破感染」にベトナム防疫当局と世界の防疫専門家が注目している。

現地メディア「VNエクスプレス」はホーチミン市熱帯病病院の職員53人が12日に陽性判定を受けたと13日(現地時間)、報じた。

 
AZワクチンは約60~70%の効果があり、接種2回を終えれば90%ほどの予防効果があるといわれている。接種を終えたといっても感染する危険は残っている。ただし、ワクチン接種後に感染した場合、接種しなかった時と比べて比較的症状が軽く、重症に進む可能性が低くなる。また、ウイルス排出も少なく、他の人を感染させる危険も低い。

現地保健当局によると、4月27日から始まった第4波地域感染により、今まで7424人の感染者が報告された。12日にはベトナム全域で293人が発生した。そのうち約3分の1にあたる95人がホーチミンから出た。これに伴い、ホーチミン市はこの日終了する予定だった社会的距離の確保をさらに2週間延長した。

一方、14日、韓国の新型コロナ予防接種対応推進団によると、韓国における累積1次接種者は1183万381人で全体人口の23%に該当する。このうちAZワクチン接種者が798万9993人で最も多い。ファイザーワクチン接種者は326万1859人だ。

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