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独ベルリンでヘイトクライム…「中国人か」悪口吐いた4人、韓国人に集団暴行

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.11 08:09
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韓国人男性がドイツの首都ベルリンのある地下鉄駅で身元不明の男性4人に侮辱や攻撃、暴行にあって警察が捜査を始めた。

10日(現地時間)、ベルリン市犯罪捜査局傘下警察セキュリティー隊はベルリンの地下鉄駅で35歳の韓国人男性を暴行して負傷させ、外国人嫌悪と同性愛嫌悪(ホモフォビア)の発言で侮辱した疑いで身元不明の男性4人に対する捜査を始めたと明らかにした。

 
警察によると、この男性4人は9日午後9時15分ごろ、シェーネベルク市庁舎の地下鉄駅のベンチに座っていた35歳の韓国人男性A氏に近寄って「中国人か」とけんかを仕掛けた。

該当男性4人はA氏に外国人嫌悪と同性愛嫌悪の発言をして侮辱した後、1人が近寄って顔を殴り、残りの3人も加勢して手で叩き、足で蹴飛ばすなど暴行を振るった。

当時A氏が4人うち2人に「あなたたちはどこから来たのか」と尋ねるとトルコ人だと答えたと警察は伝えた。この4人は犯行後、逃げた。

この攻撃でA氏は顔と足をけがし、メガネも毀損されたと警察は伝えた。

A氏は近くの出番に犯行を通報し、警察は地下鉄駅の録画映像を確保する一方、救急隊を呼んでA氏が治療を受けるように措置した。

一方、ドイツでは新型コロナの流行以降、アジア系に対する人種差別が増えた。

ドイツのベルリン自由大学、フンボルト大学、ドイツ統合移民研究センターが研究プロジェクトの一環でドイツ内アジア系700人など4500人を対象に実施したアンケート調査によると、アジア系の中で49%はパンデミックによって直接人種差別を経験したと答えた。回答者は、ほとんどの人種差別が街を歩いたり公共交通を利用したりする時にあったと伝えた。

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