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「残ったワクチン譲って」… ワクチン不足で病院側が大騒ぎ=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.10 14:12
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60歳以上の新型コロナ接種が続く中、アストラゼネカ製ワクチンが不足し、あちこちで混乱が生じている。

看護師など病院関係者が主に集まるインターネットコミュニティーには8日、「来週は2バイアル(瓶)ほど不足し、保健所に電話したが、ワクチンがないと言われた」とし「少なくとも事前予約者は接種しなければいけないが、日にちを調整しても足りない。非難を浴びる状況だ」という書き込みがあった。ここには「予約を受け付けろと言っておいて今さらワクチンがないとはどういうことか」「最後の2日間は予約者が接種できないかもしれない」などのコメントが付いている。

 
地方のある耳鼻咽喉科院長はフェイスブックで「来週の予約物量は47バイアルだが、29バイアルしか届いていない。200人分が足りない」とし「病院に来てコンプレインしながら大騒ぎになるはずだが、保健所は最後の物量と話している」と吐露した。

こうした事態が発生したのは、当局が保有するワクチンよりも多くの人たちが接種を予約したからだ。新型コロナ予防接種対応推進団(推進団)によると、4-19日にアストラゼネカ製ワクチンを接種する予約者は552万人。アストラゼネカ製ワクチンの在庫は501万回分で、51万回分ほど不足する。最小残余型(LDS)注射器を使用してバイアルあたり接種可能人員を11-12人に最大限増やしても、一部の接種者は新しい物量が導入されるまで延期されるしかない。

昌原市(チャンウォンシ)保健所は8日、管内の医療機関に「14-19日に4回目のワクチン配分に関する案内をする」とし「追加(ワクチン)配分計画はない。昌原市だけに該当する事項ではなく全国が同じ状況であり、疾病管理庁の伝達事項なので自治体は答えにくい点を了解してほしい」と伝えた。「配分されたワクチンを事前予約者を優先して最大限効率的に使ってほしい」とも案内した。

昌原で耳鼻咽喉科を運営するチェ・ソングン慶尚南道(キョンサンナムド)医師会長は頭を悩ませている。チェ会長は「来週は25バイアルが必要だが、13バイアルしか入ってこなかった。LDS注射器も容量によって異なり、1ccですれば12人まで接種できるが入手するのが難しい。2ccの注射器を使用していて、できる限り効率的にしても1人ほど多く接種できる状況」と話した。チェ会長はこうした形で今週の残余ワクチンを計算した後、来週の予約者の一部を今週に繰り上げて接種することにした。チェ会長は「朝から数十回の電話をしても5、6人ほどしか繰り上げられない」とし「ワクチン不足はこのように解決できる問題ではない」と話した。ソウルのある保健所関係者は「予約者の3分の1はすぐに接種できるワクチンがない状況」とし「医院は予約を受け付けたのですぐにワクチンを送ってほしいというが、保健所は物量がないためどうすることもできない。住民と医療機関からずっと問い合わせがある」と伝えた。

ワクチン不足で混乱している中、一部の委託医療機関ではバイアルが残ったりもする。とはいえ、必要な機関への再分配は円滑でないという指摘が出ている。

ある病院関係者は「残ったワクチンを回収して不足する病院に供給するというシステムもなく、そのまま保管してほしいという。めちゃくちゃだ」とコメントした。これに対して別の病院関係者が「病院はどこなのか」と尋ね「(残ったワクチンを)私たちの病院に譲ってほしい。保健所にも話しておく」と要請する事態も生じている。推進団の関係者は「予約者がなくバイアルが残る場合、保健所がこれを回収して不足する医療機関に再分配する役割をするよう案内している」と説明するが、現場ではまともに作動していない。

政府はLDS注射器と保健所の余裕物量を最大限に活用し、できるだけ多くの予約者に接種すると説明した。

推進団のホン・ジョンイク予防接種管理チーム長は「保健所が保有するワクチンで速かに補充する作業をしながら、残余ワクチンを節約して使う方法で、できる限り多くの予約者に接種するのが目標」と述べた。10日からヤンセン製ワクチンの接種が始まる中、ヤンセン製の残余ワクチンでもある場合はこれを60歳以上の予約者に最大限接種する方針も医療機関に伝えた。

ホン・ジョンイク・チーム長は「ただ、予約者はアストラゼネカ製ワクチンを接種するものとして予約しているので、予約者に説明して同意を受けてこそ接種が可能」と伝えた。政府は接種できない対象者が出れば別に案内し、速かに接種日程を決め直す方針だ。来月に延期されても7-9月期の対象者のうち最優先で接種し、ワクチンは種類に関係なく追加で導入されるワクチンのうち最も早く入るものを供給する計画だ。

政府がこうした不足状況を明確に説明して国民の理解を得る過程が足りないという指摘も出ている。チェ・ソングン会長は「単純に政府が50万回分不足するといえば、どの国民が自分のことだと考えるだろうか」とし「来週末の予約者は接種できないかもしれないというメッセージをすぐに出すべきだった」と話した。

大韓ワクチン学会のマ・サンヒョク副会長は「7-9月期になれば大規模な接種が予定されているが、このようにどんぶり勘定式で接種することになれば、多くの問題点が発生するだろう」とし「委託医療機関などと定期的に意思疎通をし、発生し得る問題点をあらかじめ点検する必要がある」と述べた。

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    2021.06.10 14:12
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    高齢者のワクチン接種。先月27日、大田市儒城区(ユソング)の病院。
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