強制徴用判決に韓国メディアの反応分かれる…「必然的結果」vs「荒唐論理」
ⓒ 中央日報日本語版2021.06.08 11:42
韓国の日帝強制徴用被害者とその遺族の計85人が日本企業16社を相手取り起こした損害賠償訴訟で、韓国の裁判所が7日、「日本企業を相手に訴訟を起こすことはできない」として却下したことに対し、韓国メディアの反応が分かれた。
韓国日刊紙の朝鮮日報は8日、「前例のない司法混乱、選挙用反日の必然的な結果」と題した社説で「前例が見られない司法混乱だ。過去を政治的に利用してきた文在寅(ムン・ジェイン)政権と、超法規的な判決を出した金命洙(キム・ミョンス)司法府の責任」とし「政治的な利益ばかりを考えて反日外交を破綻させ、国論を分裂させたのに続き、結局、司法混乱まで招いた」と主張した。
続いて「今回の判決は、国民の情緒に従うとして国際法を無視すれば、国際社会の支持を受けられないのはもちろん、我々の司法府内からも同意を得ることができないという事実を見せている」と指摘した。