サムスンと委託契約のモデルナ「韓国でmRNAワクチン原液生産の可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.07 11:21
モデルナの最高事業責任者(CCO)が新型コロナウイルス感染症のmRNA(メッセンジャーリボ核酸)ワクチンの原液を韓国で生産する可能性に言及した。現在、モデルナから原液とmRNAの技術を受けてワクチンを生産するところはスイスのロンザが唯一。
モデルナのコリンヌ・ル・ ゴフCCOは最近、聯合ニュースのインタビューで「韓国でmRNAワクチンの原液を生産することを検討中」とし「単純な製造協力だけでなく研究分野でも協力するという意味」と明らかにした。
ただ、「まだ検討を始める段階であり、あらゆる可能性を開いて考えている」とし、韓国国内の特定企業に言及する段階ではないと説明した。最近、モデルナはサムスンバイオロジクスに自社のmRNAワクチン生産工程を委託する生産契約を結んだ。