中国製ワクチン拒否した台湾…日本と米国がワクチン支援
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.07 09:14
日本に続いて米国が6日、台湾に新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン75万回分を支援することにした。ワクチン確保に失敗した台湾に対して中国が「揺さぶり」をかけると日米が同時に「支援射撃」に出た。
この日台湾を訪問した米国上院議員代表団のタミー・ダックワース議員(民主)は台北松山空港で行われた記者会見で「台湾が最初のワクチン接種対象に含まれたことは米国にとって大変重要だ」とし「台湾の切迫さを認識し、われわれはこのようなパートナーシップ関係を重視する」と明らかにした。
一時、防疫模範国に数えられていた台湾では最近新型コロナ感染者が急増している。先月15日以降、約9000人以上の感染者が発生して累積感染者数は5日基準1万956人を記録した。だが、ワクチン確保に失敗して、ワクチン接種率は全体人口の1.4%(ブルームバーグ「ワクチントラッカー」基準)にすぎない。