前米国務副長官「北はわずかな放棄で一方的な譲歩を希望…結局は機会逃した」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.04 14:43
米国のトランプ政権で北朝鮮担当特別代表を務めたスティーブン・ビーガン前国務副長官が、2019年2月のハノイ米朝首脳会談について「そのような一連の機会がいつ生じるか分からないが、バイデン政権と彼らの交渉チームがそのようにできることを望む」とし「しかし結論は北朝鮮が機会を逃したということ」と述べた。
4日のボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送によると、前日に公開された米軍縮管理協会(ACA)のインタビューで、ビーガン前副長官は「結局、決断するのは北朝鮮だ。彼らは古い考え方にとらわれている」とし、このように明らかにした。続いて「彼らは自分たちが守るべき約束は最小化し、できる限り少ない放棄を望んだ。半面(相手からは)一方的な譲歩を勝ち取ることを望んだ」とし「そのようなことが実現するのは不可能だった」と振り返った。