英MI6元トップ「もう武漢には証拠はない…西欧諸国は無邪気だった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.04 06:54
英国海外情報局(MI6)の元トップが、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ウイルスが中国武漢研究所から流出したという証拠を見つけるのは困難になったとし、伝染病流行初期の西欧諸国の安易な姿勢が現状況を呼んだと指摘した。
3日(現地時間)、英デイリー・メールなどによると、元MI6局長のリチャード・ディアラブ氏は日刊紙テレグラフの「Planet Normal」ポッドキャストに出演し、「今は武漢の研究所からウイルスが出てきたことを証明する資料は消えてない」としながら「西欧諸国は中国を無邪気に信じていた」と批判した。
ディアラブ氏はあわせて「中国は非常に恐ろしい政権だ。政府の公式路線に反する声を封じるために、われわれが受け入れがたく極端だと思うようなことをする」と述べた。