【グローバルアイ】韓米首脳会談、悪魔は細部に宿る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.25 10:48
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の3泊5日の訪米日程は「血盟」で始まり「経済同盟」で終わった。最初の公式日程はアーリントン国立墓地の無名戦士の墓への献花だった。翌日はバイデン米大統領が主催した韓国戦争(朝鮮戦争)参戦勇士への名誉勲章授与式、韓国戦争参戦記念碑公園で開かれた韓国戦争戦死者追悼の壁着工式が相次いで行われた。すべて韓国戦争で血で結ばれた韓米関係を称える席だ。
文大統領とバイデン大統領は相性が合った。勲章授与式でバイデン大統領が写真撮影を提案すると、文大統領は舞台に上がって車椅子に座る老兵の隣でひざをついた。バイデン大統領が先に片方のひざをつくと、文大統領が瞬発力を発揮して歩調を合わせた。老兵の犠牲に対する感謝と強固な韓米同盟に向けた意志が行動で記録された。最後の日程は米自動車企業にバッテリーを供給するSKイノベーション工場の訪問だった。