アーリントン国立墓地訪問の文大統領「韓米は血盟」…米軍の礼砲21発の意味は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.21 07:58
韓米首脳会談のために米国を訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、最初の日程として20日午前9時(現地時間)にアーリントン国立墓地を訪問し、「無名戦士の墓」を参拝した。文大統領のワシントン訪問は今回が4回目だが、アーリントン国立墓地の無名戦士の墓を参拝したのは初めて。無名戦士の墓には韓国戦争(朝鮮戦争)をはじめ、第1・2次世界大戦とベトナム戦争で戦死したが身元不明の兵士の遺体が安置されている。
文大統領が乗った車がアーリントン国立墓地に入る際、米国海兵隊、海軍、沿岸警備隊などで構成された儀仗隊が21発の礼砲を撃った。米国で21発の礼砲は政府や軍関係者に対する「深い敬意」の表示だ。文大統領は無名戦士の墓の階段を上って花輪に手をのせる形で献花した。続いて儀仗隊の号令で胸に手をあてて敬礼した。青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)は「文大統領が、慣れない地で自由と平和のために献身したすべての軍人の犠牲に敬意を表した」と伝えた。