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バイデン大統領「ワクチンを他国と共有」 韓国政府「我々は優先対象」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.19 07:59
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バイデン米大統領が17日(現地時間)、6月末までに米保健当局が承認した新型コロナワクチン2000万回接種分を海外に送る計画だと明らかにした。

バイデン大統領はこの日、ホワイトハウスで国民向けの演説をし、「世界的に猛威を振るう(新型コロナ)大流行が統制されるまでは米国も完全には安全でないことを知っている」としながらも「米国で使用を承認したワクチン2000万回分を6週以内に他国と共有する」と明らかにした。

 
現在、米国が使用中のワクチンはファイザー、モデルナ、ヤンセン(ジョンソン&ジョンソン)の3種類。このうちファイザーとモデルナのワクチンを外国に供与すると明らかにしたのは今回が初めて。

これに先立ち米国は先月、「使用しない」アストラゼネカのワクチン6000万回分を外国と共有すると明らかにした。これをすべて合わせると、米国が海外に供与するワクチンは計8000万回分となる。

バイデン大統領は今回の決定が中国とロシアの「ワクチン外交」の動きに影響を受けたという点を隠さなかった。バイデン大統領は「米国は今までどの国よりも多くのワクチンを外国と共有している。5倍も多い」と強調した。そして「1500万回分を共有した中国とロシアより多い」と具体的な数値まで出した。

続いて「米国は世界のためのワクチン武器庫(arsenal)になる。我々は他国から利益を得るためにワクチンを利用することはない」とし、中国・ロシアとの違いも強調した。

その間、米国はワクチン輸出および支援に消極的だという批判を受けてきた。ウォールストリートジャーナル(WSJ)によると、先週、米国は約3億3300万回分以上のワクチンを生産したが、輸出物量は300万回分にすぎなかった。全体生産量の42%(約2億5200万回分)と3分の1以上(約1億1100万回分)を輸出した中国・欧州連合(EU)とは大きな差がある。ロシアも2700万回分を輸出した。

バイデン大統領はワクチン支援拡大の可能性も示唆した。バイデン大統領は「米国が国内で新型コロナの大流行をうまく乗り越えたように、世界のパンデミック克服にもリーダーシップを発揮する」とし「来月開催される主要7カ国(G7)首脳会議で具体的な案を出す」と予告した。

バイデン大統領が米国のワクチン支援を発表すると、世界の国々はワクチン争奪戦に入った。

◆米ワクチン供与分をつかめ、台湾・インド・韓国が外交戦

現在、米国はワクチン支援国を発表していない。ひとまずカナダ・メキシコなど隣接国と共にインド・日本・オーストラリアなどクアッド(Quad)参加国、韓国など核心同盟国が含まれる可能性がある。

21日にバイデン大統領との最初の韓米首脳会談を4日後に控えた韓国は、この日のホワイトハウスの支援発表で、政府が推進中のワクチン早期導入、「ワクチンスワップ」、国内の大規模委託生産などに青信号がついたという見方が出ている。

これに関連し政府関係者はこの日、中央日報に対し「韓米間のワクチン共有案に関する議論が順調に進行中」とし「韓米首脳会談を通じて具体的な成果が出る可能性があるとみている」 と話した。この関係者は「バイデン政権が韓国の4-6月期のワクチン供給物量が不足している点を十分に認知した状態で、両国間の協議は進行している」とし「米国のワクチン搬出方針に関して韓国は一種の『優先交渉対象者』として良い協議結果を期待している」と説明した。

これに先立ち文在寅(ムン・ジェイン)大統領は17日の首席秘書官・補佐官会議で「今回の会談を、ワクチン協力を強化し、ワクチン生産のグローバルハブに進む契機にしたい」と述べた。韓国では、当初4-6月期の供給が予定されていたモデルナ・ノババックスのワクチンの導入が遅れ、5-6月の接種物量が不足している。全体ワクチン契約物量は計9900万人分と安定したレベルだが、時期的に多くの物量が今年7-9月期以降に供給される構造だ。

最近、感染者が急増している台湾もワクチン争奪戦に加勢した。台湾は9日から17日までに一日の新規感染者数が0人から333人に増え、外国人の台湾入国と経由を禁止するなど警戒状態に入った。

蕭米琴駐米台湾代表は18日、フェイスブックで「台湾に新型コロナが出現し、米国各界が緊迫性を理解している」とし「すでに購入して確保したワクチンが供給されるほか、米国のワクチン配布対象に台湾が含まれるよう積極的に取り組む」と明らかにした。台湾は17日、自国産ワクチンを支援するという中国の提案は拒否した。

蕭代表は米国との初期交渉過程で台湾の防疫のためのワクチン確保が難しかったと吐露した。蕭代表は「ワクチン接種初期から台湾外務省と共にワクチンを確保するために米国側と積極的に交渉してきた」とし「しかし当時の米国の厳しい状況に比べて台湾の状況は良く、前向きな返答を受けることができなかった」と説明した。

米国は、世界で一日の感染者数が最も多いインドに対し、アストラゼネカのワクチンを支援する予定だ。特にインドがクアッド参加国という点で、今後の米国のワクチン支援国決定過程で有利という見方が多い。

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