주요 기사 바로가기

【社説】<韓米首脳会談に望む>同盟強化し、北核・クアッドで協力を強固に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.19 07:23
0
今月21日、米国ワシントンで韓米首脳会談が開かれる。ジョー・バイデン政権発足後では初めての首脳会談だ。韓米は前トランプ政権時には多くの葛藤があった。あそこまでして努力してきた北朝鮮非核化ははるか向こうに遠のき、韓米同盟は以前と同じではない。日本との刺々しい関係は解消されず、韓日米3国協力も遅々として進まない。バイデン政府は、自己中心一辺倒だったトランプとは違う。同盟との協力を重視している。そのような次元で今回の首脳会談は葛藤のもつれをほぐし、新しい未来志向的な同盟に改めて向かう重要な契機だ。

最近、韓半島(朝鮮半島)は新たな安保危機局面に入っている。過去は北朝鮮の在来式軍事力に備えるだけでよかった。今は北核と中国の膨張にも対処しなければならない。3重の危機だ。北朝鮮は現在、核兵器50~100発(米国RAND推算)を保有している。その一部はノドンミサイルに装着されて韓日を脅かしている。近い将来、米国に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)と潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)も保有する展望だ。北朝鮮が核を好き勝手に使うことはできないが、米国の韓国防衛支援を牽制(けんせい)するには充分だ。そのためバイデン政府は、今すぐ北朝鮮の非核化は難しいとみて、北核を断固として抑止し、漸進的・実用的にアプローチする政策を策定した。このような敏感な状況で、大統領外交安保特別補佐官の経験がある民間シンクタンク「世宗(セジョン)研究所」の文正仁(ムン・ジョンイン)理事長は17日、「(米国が)人権問題を持ち出せば北朝鮮は核を放棄しにくいだろう」と述べた。韓米同盟に対して全く役に立たない発言だ。

 
中国は国際的に公海である東・南シナ海の内海化を狙っている。この海は韓国の多くの物流量が行き来する命綱だ。中国の膨張にロシアと北朝鮮が便乗する雰囲気も常軌を逸している。東アジアが過去の冷戦時代に回帰しそうな勢いだ。問題は中国とロシア、北朝鮮はどこも専制政治による全体主義と社会主義の性格を帯びていることだ。歴史において、全体主義は周辺国に暴力を行使する場合が多かった。韓国はこの三国の最も近くに位置している。上からは北朝鮮の核脅威、下からは海が脅威を受けている。

このような新たな安保情勢で、米国は国際秩序と人権を維持するために日本・オーストラリア・インドなどと協力している。いわゆる日米豪印戦略対話(QUAD=クアッド)だ。英国とフランスも航空母艦を東アジアに派遣してこれを支援する。最も不利な位置にある韓国は中国の顔色を伺うためにクアッド参加を躊躇(ちゅうちょ)している。現時点で最も重要なのは同盟強化だ。米国が韓国防衛を確実にバックアップするように持っていくことだ。そうするためには韓国もクアッドに協力するのが当然の道理だ。世界10位圏経済力を持つ韓国は、安保受恵国ではなく世界平和に寄与する責任もある。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は今回の韓米首脳会談を通してクアッド協力で同盟を強化し、北核を効果的に抑止する機会にしてくれることを望む。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP