文大統領「5・18民主主義、ろうそく越えてコロナ克服の力に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.18 11:06
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18日、5・18民主化運動(光州事件)41周年を迎えて「民主と人権、平和の五月はきのうの光州(クァンジュ)に留まらないで、あすへ、世界へと、一歩一歩力強く進むだろう」と強調した。
文大統領はこの日午前、SNSに「きのうときょうに留まらない五月だ」とする文章を通じて「五月の民主英霊を深く賛え、残酷な時間に打ち勝ってきた負傷者と遺族に尊敬と慰労を捧げる」と明らかにした。
文大統領は「再びわれわれの五月光州だ。5・18民主墓地と望月公園墓地に向かう道に白飯のような白いヒトツバタゴの花が咲いているに違いない」としながら「市民軍、おにぎり、負傷者を運んだタクシー、列をなした献血。共に隣人を守り助けようとした心が民主主義」と強調した。あわせて「きょう、その心がろうそくを越えてわれわれの誇らしい民主主義となり、コロナを克服する力になったことをありがたく心に刻む」とした。