文大統領、韓日米安保協力に呼応ならワクチンパートナーシップにもプラス
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.18 08:13
外交関係者の間では「首脳間の外交行事の成敗を決めるのは結局は写真一枚」という俗説がある。2014年3月にオランダ・ハーグで開催された韓日米首脳会談当時、朴槿恵(パク・クネ)大統領と安倍晋三首相がオバマ米大統領の前で握手をする写真がそうだった。一度の会談でわだかまりが解けたわけではないが、これをきっかけに韓日は慰安婦問題の解決に向けた局長級協議を始めた。3カ国の長官・次官級でさまざまな高官級協議体も稼働した。
バイデン米大統領が考える写真1枚もこれと似ている。トランプ政権時代に悪化が続いた韓日関係の復元が、バイデン大統領が取り組むべき目録の上位にある。3カ国の首脳が1カ所に集まる主要7カ国(G7)首脳会議(6月11-13日、英国)がその機会だ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領、バイデン大統領、菅義偉首相の複雑な得失を計算しながら「3カ国首脳会談活用法」を考えてみよう。