ワクチン「不満」で下げ止まらない菅内閣の支持率…国民83%「五輪中止・再延期」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.17 13:50
新型コロナ対応の失敗で菅義偉内閣の支持率が底なしに落ちている。菅首相は「安全・安心なオリンピック(五輪)」を繰り返し強調しているが、国民の84%は2カ月後の五輪開催に否定的な立場であることが分かった。
朝日新聞が17日に発表した5月の世論調査結果によると、菅内閣の支持率は先月より7ポイント下落した33%だった。菅内閣が発足した昨年9月の同じ調査の支持率(65%)と比べると半分ほどだ。「支持しない」は前回の調査より8ポイント高い47%になった。「支持しない」が「支持する」を14ポイントも上回ったのは今回が初めて。
共同通信が16日に発表した世論調査の結果でも、菅内閣を「支持しない」が47.3%で、「支持する」41.1%を上回った。朝日新聞はこうした支持率下落には新型コロナ防疫の失敗と遅いワクチン接種に対する不満が反映されたと分析されている。日本のワクチン接種者数は13日基準で約559万人で、1回目の接種人口が3%台と、経済協力開発機構(OECD)国家のうち最も低い。