【コラム】「メイド・イン・コリア」のワクチン完走しなくては
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.17 12:06
新型コロナウイルスのパンデミックが2年目に入り国民の主要関心事は「いつごろ国産ワクチンができるのか」に集まっている。世界的にコロナ累積感染者1億6000万人、死亡者330万人を超えた。私たちは仮想訓練を通じて準備された疾病管理庁の防疫管理体系と市民の秩序正しい協力のおかげで新型コロナウイルスの致命性を最小化しているが、米国だけでも60万人の死亡者を記録している。これは第1次・第2次世界大戦とベトナム戦争で死亡した米軍57万人を超える数値だ。
各国は新型コロナワクチン確保に総力戦を行う。現在アストラゼネカ(英国)、ファイザー、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソン(米国)、スプートニクV(ロシア)、シノバック、シノファーム(中国)、コバクシン(インド)の8種類のワクチンが世界で承認され接種が進められている。世界の人口の15%に当たる12億人が少なくとも1回の接種を終えており、韓国は7%の接種率を記録している。