サムスン「システム半導体に171兆ウォン投資」 ハイニックス「ファウンドリー2倍に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.14 15:31
サムスン電子が2019年以来2年ぶりに38兆ウォン(約3兆6900億円)規模の新規投資計画を出し、「システム半導体投資ラッシュ」に入った。台湾TSMCや米国インテルなどライバル企業が今年だけで1500億ドル(約170兆ウォン)を投資する案を発表したが、サムスン電子は「沈黙」していた。メモリー世界2位のSKハイニックスはファウンドリー(委託生産)分野でのM&A(企業の合併・買収)を示唆した。
サムスン電子は13日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が出席した中、京畿道平沢(ピョンテク)サムスン電子平沢第3ラインで開かれた「K半導体戦略報告」の直後、「2030年までに171兆ウォンを投資してシステム半導体で世界1位になる」と明らかにした。
今回の投資規模は2019年4月の「システム半導体2030」ビジョンで発表した133兆ウォンより38兆ウォン(28.6%)増えた。サムスン電子側は「先端ファウンドリー工程開発と生産ライン建設に拍車を加える」と説明した。