余命宣告のがんを告白したBoA実兄「たくさんの応援ありがとう」
ⓒ 中央日報日本語版2021.05.14 10:07
歌手BoA(ボア)の実兄でありミュージックビデオ(MV)などの演出を手掛けるクォン・スヌク監督(40)が腹膜がんで余命を宣告されたという告白以降、多くの人々から応援や慰めの言葉をかけてもらったとし、SNSに感謝のメッセージを残した。
クォン監督は12日、インスタグラムに「正直言って、こんなにも多くの人々が応援してくれるとは全く思っていなかったし、治療の事例やいろいろな病院、教授について推薦してもらえるとは思っていなかった」とし「腹膜がんの完全寛解(緩和)事例もあり、私もすぐにこのまま死にたい気持ちは全くないのに、医者がなぜそんなに冷たいのか分からない」と綴った。
クォン監督は複数の医師から「この病気が良くなると思いますか。この病気は良くなる病気ではありません」「坑がん治療を始めて良くなったことはありますか。ただ悪化していく症状を遅らせただけです」「最近坑がん薬を変えましたが、この薬にも耐性ができればそろそろ心の準備をしなければならないかもしれません。周辺の整理からそろそろ始めてください」「患者の意志が強いのは分かりますが、さまざまな試みで体に無理をかけず、楽に行けるように坑がん薬が効くように祈るほうがよいのでは」などの極端な言葉を聞いたと打ち明けた。