「非メモリー半導体支援」24年前も韓国政府は同じ話をした
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.13 10:47
◇コアテクが未来だ(1)半導体
「半導体産業の競争力を強化するためにはメモリー中心の生産構造がメモリーと非メモリーをバランス良く生産する先進国型構造に変えなければならない」。
現政権が話す言葉と似ている。だが最近出てきた話ではない。通貨危機以前の1997年7月に当時の林昌烈(イム・チャンヨル)通商産業部長官が産学研懇談会で「半導体産業競争力強化対策」を出しながらした話だ。林長官はこの席で「2005年にシステム半導体のシェアが世界市場で10%に達するようにするだろう」と強調した。翌年発足した金大中(キム・デジュン)政権の「100大重点課題」にもシステム半導体支援事業が入っている。政府はこれまでシステム半導体支援に7000億ウォン以上の資金を投じたが、「事実上の空振り」だったと評価される。半導体業界と学会などが12日に明らかにしたところによると、韓国政府は98年から昨年までファブレス(設計専門会社)育成、生態系活性化、低電力素材開発などに7654億ウォンの予算を支援した。2030年までこれに1兆ウォンを執行する方針だ。