追撃速まる超格差技術、米国は呼び出して圧力…サムスン電子の悩み
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.13 10:40
サムスン電子半導体部門の1-3月期の営業利益は3兆3700億ウォン(約3270億円)と、前年同期比で16%減少した。一方、ファウンドリー(委託生産)ライバル企業の台湾TSMCは1-3月期、同比17%増の6兆ウォンだった。日本経済新聞は最近、「サムスン電子がスマートフォンの頭脳となるCPU(中央演算処理装置)など最先端品の量産で苦戦し、ライバルの台湾TSMCに差を広げられている」と報じた。
◆技術超格差のプライドに傷
メモリー分野でも世界トップを守っているが、市場シェアは減少傾向だ。市場調査会社オムディアによると、2016年に46.6%だったサムスン電子のDRAM市場シェアは昨年41.7%に落ちた。NAND型フラッシュメモリー市場シェアも2017年の38.7%から昨年は33.9%に下落した。