米国と台湾「軍事・外交蜜月」…その裏には半導体世界1位のTSMC
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.13 08:55
著名な経営学者であるコロンビア大学のスティーブ・ブランク教授は最近軍事メディア 「ウォー・オン・ザ・ロックス」への寄稿で、「21世紀の先端チップは前世紀の石油と同じだ。チップ生産を統制できる国が他国の軍事力・経済力を左右するだろう」と強調した。特にファウンドリー(半導体委託生産)世界1位の台湾TSMCを示し、「TSMCとのつながりが途絶えれば米国の国防・家電産業は最小5年以上後退するだろう」と懸念する。
米中の半導体覇権をめぐる対立が高まる中で、台湾政府とTSMCがいち早く米国寄りの姿勢を見せている。米国との「半導体同盟」を固め、自国の地位向上を図る様相だ。