駐米韓国大使「米政府と接触、6月前のワクチン確保に努力」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.12 08:13
李秀赫(イ・スヒョク)駐米韓国大使が10日(現地時間)、米国政府との交渉を通じて新型コロナワクチンの供給を早期に受けることができるよう努力していると明らかにした。血栓の副作用が懸念されるアストラゼネカのワクチンではなく、ファイザーまたはモデルナのワクチンを目標にしている。李大使は確保時期を6月前と提示したが、21日にホワイトハウスで開かれる韓米首脳会談で関連議論の結果が注目される。
李大使はこの日、画像で開かれたワシントン特派員との懇談会で「大使館側はホワイトハウスと国務省の関係者と接触し、6月前にワクチンが供給されるよう最善の努力を尽くしている」と述べた。「韓米首脳会談を控え、米国の政府または製薬会社からワクチンが早期供給されるかに関心が高まっている」と話しながらだ。
韓国政府が米国政府との交渉で確保を目指すワクチンは、米国が備蓄分をを出すと発表したアストラゼネカのワクチンでなく、ファイザーまたはモデルナのワクチンだ。アストラゼネカのワクチン備蓄分は米国が低開発国を対象に無償供給する方針であるうえ、アストラゼネカのワクチンの追加確保は韓国国内で歓迎されない可能性もあるからだ。