国民はワクチン政策に落第点与えたが…文大統領「正当な評価受けなければ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.10 18:08
韓国政府が新型コロナウイルスワクチンの確保に手間取った余波で4-6月期のワクチン不足が続く中で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が10日「正当な評価を受けなければならないと考える」と明らかにした。緻密に立てた計画が支障なく進んでいるとしながらだ。
◇文大統領就任4周年記者会見
文大統領はこの日青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開かれた就任4周年記者会見での特別演説を通じ、「ワクチン接種で日常回復の大長征が始まった。ただもう少し接種が速ければという心残りがあるのは事実だ。ワクチン接種でリードする国々と比較される」と話した。実際に10日午前0時基準で韓国の接種率(1回以上)は人口の7.25%だ。2月26日の接種開始から70日が過ぎたがまだ10%に満たない。接種率1位のイスラエル(59.9%)や英国(53.0%)、米国(45.8%)などと比較すると明らかに低い。これらの国は高いワクチン接種率を基に防疫政策を徐々に緩和している。