「ポストBTS」を探せ…米国に広がるK-POPオーディション
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.10 11:38
北米・南米でK-POPオーディション番組のローンチが相次いでいる。2月ハイブ(旧Big Hit)がユニバーサルミュージックグループ(UMG)と手を握って来年米国オーディションを通じてグローバルボーイズグループのローンチ計画を発表したことに続き、CJ ENMとSMエンターテインメントも年内新しいプロジェクトの開始を知らせた。
CJ ENMは6日、ワーナーメディアの動画配信サービス(OTT)HBO Maxとメキシコを基盤とする制作会社Endemol Shine Boomdogと手を握って南米でK-POPのDNAを持つボーイズグループ選抜番組を作ると明らかにした。SMは7日、米国制作会社MGMテレビとともにハリウッドでボーイズグループNCTの新しいメンバーを発掘する番組を制作すると発表した。BTS(防弾少年団)などの活躍で世界音楽市場でK-POPが急浮上し、海外テレビ局と制作会社でも「ネクストK-POPスター」の誕生に関心を注ぐことになったわけだ。
K-POPでグローバルオーディションは新しい概念ではない。H.O.T.など第1世代のアイドルから英語など外国語を自由に駆使するメンバーを探すために海外オーディションを進めた。東方神起など第2世代アイドルの海外活動が本格化し、EXOなど第3世代アイドルは中国など外国人メンバーが多く含まれた。2016年NCTのデビュー当時、イ・スマンSM総括プロデューサーが「第1段階の韓流輸出と第2段階の現地合作を経て、第3段階の現地化に進入した」と発表したように、内需市場だけでは限界があった韓国の企画事務所の立場でK-POPシステムを現地に移植して新しい市場を創り出すのは長い念願だった。