韓国行政安全長官「対北ビラ散布、深刻な法違反…容認されない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.08 11:24
韓国の全海チョル(チョン・ヘチョル)行政安全部長官が対北朝鮮ビラ散布行為について「不法行為により国民の日常生活と生業が脅かされることは容認されない」と強調した。全長官は7日、ソーシャルネットワークサービス(SNS)にこのように明らかにした。
これに先立ち韓国市民団体「自由北韓運動連合」は先月25-29日、非武装地帯(DMZ)と隣接した京畿(キョンギ)~江原(カンウォン)一帯で対北朝鮮ビラ50万枚や1ドル紙幣5000枚が入った袋を大型気球に結びつけて飛ばした。
軍事境界線一帯で政府の承認なくビラなどを散布したり拡声器放送をしたりする場合は処罰するという、いわゆる「対北朝鮮ビラ禁止法」が3月に施行された後、初めての事例だ。警察は6日、自由北韓運動連合の朴相学(パク・サンハク)代表の事務室などを家宅捜索をし、捜査に入った。