韓経:「文大統領の国政運営は失敗」72%…「残り1年は国民統合・不動産に専念を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.07 08:48
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が過去4年間の国政運営について専門家から落第点を受けた。大学教授、評論家、元官僚など専門家は、不動産や経済などの分野で重大な政策の失敗があったと指摘した。政府が核心の国政価値として前に出した公正性は任期中にむしろ退歩し、重点的に推進してきた脱原発政策も撤回すべきだという意見が多かった。残り1年の任期中には国民統合と不動産市場の安定に注力すべきだという声が多かった。
◆「所得主導成長も失敗」
韓国経済新聞が文在寅政権発足4年を迎え、4-6日に専門家50人を対象にアンケート調査をした結果、文在寅大統領の国政運営について44%が「非常に悪い」と答えた。「悪い」(28%)という回答と合わせると、否定的な評価は72%にのぼる。「良い」は8%で、「非常に良い」という回答はなかった。国政運営に対する成績も低かった。「F」が38%で最も多く、「D」が28%で後に続いた。「B」が20%、「C」が10%、「A」が6%だった。