G7「人権を尊重して知的財産権を盗むな」 中国「主権干渉、後進的な集団政治」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.07 08:29
先進7カ国(G7)長官が5日(現地時間)、共同声明を出して中国に強い圧力をかけた。今回のG7声明は3月クアッド(米国・日本・オーストラリア・インド)安保協議体首脳会議の結果よりも「中国たたき」の度合いがはるかに強い。
G7外相はこの日、英国ロンドンで採択した声明で「中国が人権と基本的自由権を尊重することを要請する」として「われわれは新疆とチベットでの人権蹂躪、特に、ウイグル族を標的にして大規模の『政治再教育収容所』を維持することに持続的に深い懸念を示す」と明らかにした。また「香港の自治権および自由保障を要請する」として「自由と民主主義的価値・権利を守ろうとする人々を標的とすることをやめよ」と促した。
声明には「台湾が世界保健機関(WHO)フォーラムおよび世界保健議会(WHA)に有意義な参加をすることを支持する」という内容も含まれた。さらに、経済・通商分野でも「自由かつ公正な経済システムを阻害する慣行に懸念し、団結されている」として「中国は世界経済の役割に似合った義務と責任を履行することを促す」と明らかにした。「中国がサイバー空間で責任感のある行動をするという約束を守ることを促す。これには知識財産権窃盗行為が含まれる」とも強調した。