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【コラム】翻訳機が必要な親文陣営の言語=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.06 15:46
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ソウル・釜山(プサン)市長補欠選挙は過去4年間に対する再評価だった。能力もない中でむやみにした約束(「不動産は自信がある」「所得主導成長は全般的に成功している」)、してはならないことを無理に強行したこと(尹錫悦検察総長の追放、選挙法の一方的強行)に対する冷たい審判だった。しかし1カ月も経たないうちに選挙の惨敗は埋められている。任期1年を残した文在寅(ムン・ジェイン)大統領は依然として疾走する。方向を変えて速度を遅らせるのではなく、従来の政策方向を維持しながらアクセルを踏んでいる。

親文在寅陣営は選挙の敗北を「改革が不振だったため」ととぼけている。選挙の民心も「政策転換でなく補完要求が核心」と声を高める。その延長線上でコロナワクチン、検察人事、不動産、サムスンの李在鎔(イ・ジェヨン)副会長赦免など主要懸案に関連して社会の流れと反対方向に進んでいる。名分も失い、原則も消えている。いつのまにか自分の陣営の表情ばかりを意識する雰囲気になっている。発言を変えることもためらわない。もう彼らの言語は政治的翻訳機を使ってこそ解釈できる状況だ。

 
◆検察の脱政治化と二重基準

朴範界(パク・ボムゲ)法務部長官は「検察の脱政治化は少なくとも私が20年近く見てきた文大統領の信念」と述べた。金オ洙(キム・オス)前次官を検察総長に推薦しながらも「検察の政治的中立性に対する文大統領の意志が非常に強い」と話した。金候補と李盛潤(イ・ソンユン)中央地検長が脱政治検事の表象という「幽体離脱」話法だ。親文陣営は政権末期と退任後に備えた防弾人事という批判を気にも留めない。2人が同じ湖南(ホナム、全羅道)出身で地域配分原則に背くという指摘にも反応しない。

進歩メディアでさえも「金オ洙-李盛潤では『政治検事』という札が負担になる」と心配するほどだ。「金学義(キム・ハクウィ)元次官不法出国禁止疑惑」「月城(ウォルソン)原発経済性評価捏造疑惑」「蔚山市長選挙青瓦台介入疑惑」などあちこちに絡んでいるからだ。それでも二重基準は揺るがない。自分たちの声をよく聞けば脱政治検事、聞かなければ政治検事というのが親文の言語だ。一部の親与メディアも「尹錫悦前総長を『政治をする検事』と非難しながら、なぜ『政治検事』金オ洙・李盛潤に固執するのか」と指摘している。

◆ワクチンは安全でBSEだけが危険なのか

先日、元医師のイ・ヨンビン民主党報道官はコロナワクチンの副作用について「消化剤でも副作用で死亡することがある」と述べた。イ報道官は「自動車事故よりはるかに確率が低い」とし「集団免疫を達成すべき状況でワクチンに対する不安感を長引かせるのは危険な言論態度」と非難した。もちろん正しい言葉かもしれない。実際、副作用の確率も彼の言葉によると1000万分の1程度だ。しかしこれも陣営の論理にすぎず、ワクチンの副作用を実際の目撃している国民に話す言葉ではない。

李明博(イ・ミョンバク)政権当時のBSE(牛海綿状脳症)騒動を振り返ってみよう。当時、学界では米国産輸入牛肉を食べてBSEになる確率を10億分の1と推算した。ロト宝くじの当選確率(814万分の1)の1%程度だ。ゴルフでホールインワンをして帰ってくる途中に落雷に直撃する確率だった。しかし当時、民主党は「もしその当事者があなたやあなたの家族でもそういう話をするのか」と声を高めた。いま思うと、まさにネロナムブル(自分がやればロマンス、他人がやれば不倫というダブルスタンダード)だ。BSEの10億分の1は危険で、コロナワクチンの1000万分の1は大丈夫という論理が果たして国民に通用するだろうか。

◆「ワクチン接種は円滑」という文大統領

文大統領のワクチン発言も同じだ。大統領は最近、「コロナワクチン導入と接種は当初の計画以上に円滑に進行している」とし「政府は緻密な計画に基づき、ワクチン別導入物量を最も効果的に配分している」と自慢した。しかし反応は冷ややかだ。すでに周囲にいる75歳以上の高齢者がファイザーのワクチンを接種できず心配している現実だ。アストラゼネカのワクチンも底をつきそうだ。

政府は昨年11月から空回りの連続だ。「むしろワクチン企業が我々に要請してくる」(11月、朴凌厚(パク・ヌンフ)福祉部長官)→「長いトンネルの終わりが見える」(12月9日、文大統領)→「モデルナCEOと来年4-6月期の2000万人分のワクチンに合意した」(12月29日、文大統領)はすべてフェイクニュースだった。米国・イスラエル・英国などワクチン先進国と比較され、自営業者の不満が爆発寸前になると、おかしな言行が続いている。民主党の尹昊重(ユン・ホジュン)院内代表は「野党と一部のメディアがフェイクニュースで防疫を政争化している」と責任を転嫁した。文大統領も「ワクチンに関する誤った情報を正すべきだ」と反対に進んでいる。

これに対する保守野党の反発はあえて言うまでもない。この1カ月間の余永国(ヨ・ヨングク)正義党代表の発言で十分だ。「政府がK防疫の成果を政治的に活用するあまりワクチン購買に安易な態度を見せた。ワクチンが民生だが、11月の集団免疫は不可能になった」「(ワクチン不足は)政府が4月まで300万人接種の目標を満たすために(1回目の接種人員を無理に増やす) 一時しのぎの対応で自ら招いた」。むしろ文大統領が「今月中旬からアストラゼネカのワクチン723万回分が入ってくるので、半月ほどワクチン中断を了解してほしい」と率直に告白するのが正しかったのではないだろうか。

◆言葉を変えたサムスン副会長赦免論

李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が虫垂炎の手術を受けた後、拘置所に戻った。サムスン病院側は力をつけるために最後の食事に肉を出したが、李副会長はにおいが気になって食べられなかったという。盲腸の手術から1カ月近く粥を食べていたため牛肉のにおいを受けつけなくなっていたのだ。体重も7、8キロ減少したという。

最近、経済団体と宗教界が青瓦台に李副会長の赦免を公式的に建議した。しかし反応は冷たい。当初、政府は「特別赦免は国民的な共感がなければ容易ではない」(丁世均前首相、4月21日)という立場だった。逆にいえば国民的な共感があれば赦免を検討できるという雰囲気だった。その後、アールエヌサーチ、ウィンジコリア、データリサーチなどの世論調査が続いた。すべての調査で李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)元大統領の赦免には反対が多かったが、李副会長の赦免は70%が賛成だった。国民的な共感が形成されたのだ。

突然、親文・進歩陣営の言葉が変わり始めた。赦免が政権アイデンティティの問題に化けた。参与連帯・民主弁護士会・全国民主労働組合総連盟(民主労総)は「李副会長の赦免は『国民的共感』が必要な政治的事案でないうえ、我々の経済とサムスングループのためにも望ましいことではない」と主張した。赦免の議論を中断すべきだと要求した。尹昊重(ユン・ホジュン)民主党院内代表も「李副会長の赦免は(国政壟断の)朴槿恵前大統領とも結びついている。赦免問題は経済領域だけで判断する事項でない」と一線を画した。この時から赦免反対の攻撃が激しくなった。民主党の副報道官は「サムスン御天歌のため吐き気がする一日」と言った。

◆親文、チョ・グク元長官ら味方は擁護

保守政権時代、親文陣営は政府の広告を特定メディアに集中させていると非難した。その親文出身の金宜謙(キム・ウィギョム)議員が「政府の基金でニュースポータルを作ろう。このポータルにニュースを提供する報道機関に政府の広告をまず執行しよう」という言論改革案を出した。政府の広告を利用してメディアを懐柔するということだ。

チョ・グク元長官の娘の問題も同じだ。釜山(プサン)大が少しも動かなかったのには隠れた理由があるという。釜山大関係者によると、車正仁(チャ・ジョンイン)総長は釜山・慶南(キョンナム)の代表的な人権弁護士出身だ。釜山大ロースクール教授時代には盧武鉉(ノ・ムヒョン)財団慶南地域代表も務めた。先日、釜山大は教育部の指示に基づき、チョ・グク元長官の娘チョ・ミン氏の入学取り消しについて判断する公正管理委員会を設置した。しかし司法府の最終判決が出る前に釜山大が先に入試不正に対する判断を下すかは疑問だ。

親文派は最近、チョ・グク元長官、キム・オジュン氏ら味方を守るのに決死擁護に入った。彼らの言語は翻訳機を使ってこそ分かる状況だ。そのためか、我々の社会もすべての事案を政治的プリズムを通じて解釈し始めた。最近、民間救助会社が漢江(ハンガン)行方不明医大生の遺体と携帯電話を相次いで発見すると、「警察は何をしているのか」という批判が出てきた。これに対するネットユーザーの反応は「いま警察は大統領の関心事の対北朝鮮ビラ探しに忙しい」というものが多かった。

それだけではない。検察が柳時敏(ユ・シミン)「盧武鉉財団」理事長を名誉毀損で起訴した時も同じだ。秋美愛(チュ・ミエ)前長官が「起訴権乱用」と批判し、金容民(キム・ヨンミン)民主党最高委員は「大統領選出馬が言及されている状況で検察の政治的な意図が疑われる」と反発した。しかし過去4年間、我々の社会が一度も経験したことがない国にどれほど鍛練されたのかを知らずに話している言葉だ。現在SNSには「たとえ柳理事長が来年獄中で大統領に当選するとしても私は全く驚かない」という反応が多い。自閉の兆候が見える親文に向けた冷たい視線だ。

イ・チョルホ/中央日報コラムニスト

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