ロケットが制御不能で地球に落下? 中国「西側の誇張」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.06 14:21
中国が宇宙ステーション建設のために打ち上げたロケットの残骸が地球に落下するという懸念について、中国国営メディアが誇張された主張だと一蹴した。
中国国営グローバルタイムズは6日、宇宙専門家で航空宇宙雑誌『航空知識』編集長の王亜男氏の説明を引用し、「ほとんどの破片は大気圏に入って燃え尽きてしまい、一部だけが地上に落ちるだろう」と伝えた。王氏は「仮に落下するとしても、人々が活動するところから遠く離れた地域や海に落ちるはず」とし、心配する必要はないと強調した。
軍事評論家の宋忠平氏はロケットの残骸が地球に戻るのは正常だとし、西側の誇張だと反論した。宋氏は「これは中国の宇宙技術発展に対する一部の西側勢力の誇張」とし「中国の技術が発展するたび敵対国がに使う古い戦略」と主張した。