外出自粛に疲れた日本人、ゴールデンウィークに飛び出した…観光地の人波、昨年の15倍
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.06 07:05
5日まで続いた長期連休「ゴールデンウィーク」期間に新型肺炎の感染者を最大限減らしてオリンピック(五輪)開催の雰囲気を作るという日本政府の構想にブレーキがかかるものとみられる。東京をはじめとする4都市に緊急事態が宣言された状況にもゴールデンウィーク期間中に人出は急増した。感染状況が落ち着いていないという判断により、日本政府は当初11日までだった緊急事態を2週間延長する計画だ。
5日、日本のメディアによると、連休中に外出を自粛してほしいという政府の勧告にもかかわらず、「自粛疲労感」を感じていた市民がゴールデンウィーク期間中に観光地は大混雑していた。読売新聞が1~4日、人出を昨年連休期間と比較した結果、東京駅は1.84倍、東京近隣の観光地である高尾山は4.74倍、江の島は4.68倍増えたことが分かった。
緊急事態が宣言されていない地域はさらに込み合った。産経新聞によると、三重県の代表的な観光地「伊勢神宮」の1~3日正午ごろの人波は昨年の同時間帯の15.4倍に達した。長野の山岳地帯「上高地」の訪問者も昨年より10.5倍増加した。