韓国のコロナ変異株感染率15%に…蔚山では感染者のうち60%超
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.05 07:48
韓国新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)変異株ウイルスが尋常ではない拡大傾向を見せている。当局は、既存の新型コロナよりも伝播力がさらに強いと言われている主要変異株3種(英国・南アフリカ共和国・ブラジル変異株)に感染した人が累積1500人になると推算されると明らかにした。特に南部の蔚山(ウルサン)では最近感染者10人のうち6人の割合で変異株に感染したことが確認され、変異株が優勢種としての位置を確立するのではないかという懸念の声も聞かれる。
4日、韓国疾病管理庁中央防疫対策本部(中央防疫対策本部)によると、この日午前0時基準で主要変異株3種の感染者が97人追加で報告された。累積変異株感染者は632人に増加した。英国変異株551人、南アフリカ変異株71人、ブラジル変異株10人で、9割で英国変異株が検出された。英国変異株に対して、中央防疫対策本部のパク・ヨンジュン疫学調査チーム長は「伝播力が多くて50%まで上昇するという研究がある」とし「それでもワクチンの効果は有効だと判断する」と話した。