【社説】長官候補らの不正疑惑、口にもしがたいほどだ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.04 11:40
新しく任命される長官候補の人事聴聞会が今日から始まる。今回の候補の面々はいつより論議を呼んでいる。特に該当部処の業務に関連して失格の事由があるとみられ、問題の深刻性を深めている。疑惑が事実で、任命が強行される場合、今後、部処で長官の役割を果たせるのか心配だ。
林恵淑(イム・ヘスク)科学技術情報通信部長官候補に関連する疑惑は「不正百貨店」レベルだ。最も懸念されるのは論文だ。国民の力の許垠娥(ホ・ウンア)議員によると、林候補は梨花女子大教授在職当時に学術誌に出した論文は、弟子の修士学位論文を盗作したと疑われる。この論文の主な内容は、林候補が韓国通信学会の論文に建国大教授の夫を第1著者、本人を第3著者として出した論文と相当部分が一致する。しかもこの弟子の修士学位論文審査委員の名簿には林候補の夫の名前もあり、深刻な利害衝突事案と考えられる。