韓国完成車業界の両極化…現代・起亜車だけが好調
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.04 10:03
韓国完成車業界が「コロナショック」から次第に抜け出しているが、業者間両極化は続いている。
3日、自動車業界によると、韓国完成車メーカー5社〔現代車・起亜(キア)・韓国GM・ルノーサムスン・双龍(サンヨン)車〕は先月、内需市場で計13万5601台を販売した。海外では49万5090台を販売した。内需は前年同月比6.6%減少したが、輸出は同じ期間に134%増加した。
現代車は先月内需・海外市場で完成車34万5777台を販売した。昨年4月より106%増加した数値だ。韓国では1.2%減少した7万219台、海外では185%増加した27万5558台を記録した。海外実績が暴騰した理由は、昨年上半期の新型肺炎の拡大で米国・欧州主要国が「ロックダウン(封鎖)」政策に入って自動車の販売が急減したことに伴う基底効果とみられる。内需市場では「グレンジャー」が9684台が売れて1位を占めた。スポーツ用多目的車(SUV)部門では「ペリセイド」(5777台)と「サンタフェ」(4096台)が稼ぎ頭となった。