韓国専門家「ワクチン接種も集団免疫は難しく、インフルエンザのように土着化」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.04 08:27
新型コロナワクチンによる「集団免疫」達成や新型コロナの完全終息は難しいという専門家の分析が出てきた。
新種感染病中央臨床委員会の呉明燉(オ・ミョンドン)委員長(ソウル大感染内科教授)は3日の記者懇談会で「集団免疫の達成は難しいだろう。新型コロナウイルスは土着化し、地球上に存在することになるはず」とし「結局、新型コロナはインフルエンザのようになり、我々は(ずっと)ワクチンを接種して新型コロナと共に生きることになるだろう」と予想した。
続いて「国家ワクチン接種事業の目標はウイルスの根絶より、入院・重症患者を減らす被害最小化に進むべきであり、重症化のリスクが高い高齢・高危険群に集中する必要がある」と主張した。