韓国正義連「旧日本軍慰安婦被害女性が死去」…生存者14人に
ⓒ 中央日報日本語版2021.05.03 16:27
韓国の日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)は3日、ソウル在住の旧日本軍慰安婦被害者のユンさんが前日午後10時ごろ亡くなったと明らかにした。
正義連によると、1929年忠清北道(チュンチョンブクド)で生まれたユンさんは、13歳だった1941年、家にトラックを乗り付けた日本の軍人がおじいさんを暴行するのを見て抵抗し、トラックに乗せられて日本に連れて行かれた。
ユンさんは下関の紡績会社で3年ほど働いた後、広島に連れて行かれて旧日本軍の性奴隷としてあらゆる苦難を体験した。解放後は釜山(プサン)に帰国したユンさんは、1993年政府に旧日本軍慰安婦被害者として登録してから、海外での証言や水曜デモ参加など旧日本軍慰安婦問題解決のための活動を行ってきた。