「北朝鮮が核実験の可能性」…米情報当局トップが同時に警告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.30 15:49
先月、北朝鮮がおよそ1年ぶりに弾道ミサイル発射を再開するなど挑発の動きを見せている中、米軍事情報当局のトップが北朝鮮の核実験の可能性について警告した。
米国防情報局(DIA)のスコット・ベリエ長官は29日(現地時間)に開かれた米上院軍事委員会の公聴会に先立ち、「全世界の脅威評価」と題した書面報告でこのような見方を示した。ベリエ長官は「北朝鮮は今年も核とミサイル、軍事現代化の努力を継続するはず」とし、北朝鮮が外交交渉力を強化するために弾道ミサイル試験発射のほか核実験も実施する可能性があると伝えた。また「北朝鮮は米国の圧力、韓米連合訓練などをこうした挑発の正当化の口実として使うだろう」とし「大量の短距離弾道ミサイル(SRBM)と長射程砲、または多連装ロケット(放射砲)発射、またはサイバー攻撃を敢行したり、追加の核装置爆破試験をする可能性がある」と明らかにした。