【寄稿】福島原発三重水素汚染水の三重解決策
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.28 10:25
トリチウム(三重水素)がまともに分離されていない福島原発汚染水放出に対する解決策は望むのが難しそうだ。該当地域住民らの反対にも日本政府はこの方法しかないと強行の意志を固守しており、米国はこの問題に関与しないとして一歩引いたが実質的に日本の手を上げている。意外にも国際原子力機関(IAEA)すら問題になることはないと日本を支援して出た。韓国の一部原子力専門家らはこの程度の放出は問題にならないから安心しろというが、一般国民の間では不安すぎて背筋が寒くなる怪談まで出回っている。こうした状況から外交部長官はほとんど勝算がないように見える国際海洋法裁判所への提訴まで言及している状況だ。
このような時ほど落ち着き冷静にならなければならない。明らかに道はある。この問題は汚染水放出許容濃度の問題ではなく放出総量の問題であり、原発密集地域である北東アジアの韓日中地域の懸案安全問題であり、人類の未来環境に対するグローバル問題だ。